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10歳のオーガストは普通の男の子だ。ただし顔以外は。オーガストには生まれつき顔に障がいがあったのだ。これまで自宅学習を続けてきたオーガストだったが、母親の決意により10歳ではじめて学校に通うことになる。しかし生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるように。一方でオーガストの話に興味を持つ同級生も少しずつ増えていく。そんなとき夏のキャンプである事件が起こる。
物語は、顔に障がいのあるオーガストが、学校に通い始めるところから始まります。ここまでで察しのいい読者は「“いじめ”がテーマの感動小説」と感じるはず。その予想は半分正解で、半分不正解。“いじめ”は確かに『ワンダー』の重要なキーワードではありますが、そこにとどまらないのがこの物語の魅力。本書では、主人公のオーガストだけでなく、家族や同級生など多数の視点から、それぞれの立場、感じ方が語られていきます。時には正直かつ残酷な感情も。しかし、それでこそリアルな世界。「みんな複雑な思いを抱えている」、この部分から目をそらさず、きっちり書ききったからこそ、全世界で300万部も読まれるヒット作になったのでしょう。映画『ワンダー 君は太陽』でオーガストを演じるのは、天才子役との呼び声が高いジェイコブ・トレンブレイ。しかも母親のイザベル役にジュリア・ロバーツ! 言葉と物語の力を感じる傑作を、演技派たちはどのように魅せてくれるのでしょうか。
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