WiMAX+5Gはどのくらい速い?4Gとの違いやメリット・デメリットを解説
公開日:2025/03/19
手軽にインターネット通信を利用できるサービスとして、人気が高まっているのが「WiMAX」です。2021年からは5Gも利用できるWiMAX+5Gの提供が始まっています。 WiMAX+5Gの利用を検討されている方の中には、WiMAX2+や4Gと比べて、WiMAX+5Gがどのくらい速いのか気になる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、WiMAX+5Gの実際の速度やメリット・デメリットなど、WiMAX+5Gを契約する前に確認しておきたいポイントについてご説明します。
list目次
WiMAX+5Gとは?
WiMAX+5Gとは、UQコミュニケーションズが2021年4月8日から開始した、WiMAX2+の後継となる高速通信サービスです。+5Gの名の通り、5G回線に対応しており、より高速な通信を利用できます。
WiMAX+5Gで利用できる通信
WiMAX+5Gでは、次の回線を利用できます。
- WiMAX2+回線
- auの5G回線
- auの4G LTE回線
5G回線は、通信速度が飛躍的に向上するため、大容量の高速通信が可能になります。また、通信遅延が少ないため通信が安定しており、さらに、多くの機器の同時接続が可能になるといったメリットがあります。
また、WiMAX+5Gでは、auの5G回線を利用できるため、5Gの利用圏内で高速通信が可能です。さらに、幅広いエリアを網羅するauの4G LTE回線も利用できるため、5G通信ができない場所であっても、4G LTE回線を使った安定的な通信が可能になります。
WiMAX2+との違い
WiMAX+5GとWiMAX2+では次のような違いがあります。
| WiMAX+5G | WiMAX2+ | |
|---|---|---|
| 利用可能な回線 | ・WiMAX2+回線 ・auの5G回線 ・auの4G LTE回線 |
・WiMAX2+回線 ・auの4G LTE回線 |
| 通信速度 | 下り最大4.2Gbps | 下り最大440Mbps ※ただし、5Gサービスへの切り替えのため、一部地域の通信速度を2022年12月以降、最大220Mbpsに変更 |
| 月間データ通信量 | 上限なし ※ただし、プラスエリアモードの場合は、30GBまで |
上限なし ※ただし、ハイスピードプラスエリアモードの場合は7GBまで |
WiMAX+5Gの提供開始に伴い、WiMAX2+の新規受付は終了となりました。今後、新規でWiMAXを契約したい場合はWiMAX+5Gのみの受付となりますが、現在WiMAX2+を利用中の方は引き続き、WiMAX2+のサービスを利用することができます。
4Gとの違い
WiMAX+5Gでは、auの5G回線を利用できます。では、4G回線と5G回線ではどのような違いがあるのでしょうか。
5Gの特徴は、主に以下の3点です。
- 高速・大容量の通信が可能
- 通信遅延が極めて小さい
- より多くの機器への同時接続に対応
5Gは4Gに比べ、約20倍速い速度での通信が可能になり、遅延を約1/10に抑えられ、約10倍ものデバイスを同時に接続できるようになるといわれています。
4Gと5Gを利用できるWiMAX+5Gの違いをまとめると次のようになります。
| 4G | WiMAX+5G | |
|---|---|---|
| 通信速度 | 下り最大1Gbps程度 上り最大数百Mbps程度 |
下り最大20Gbps程度 上り最大10Gbps程度 |
| 遅延 | 10ミリ秒程度 | 1ミリ秒程度 |
| 接続デバイス数 | 1平方キロメートルあたり10万台程度 | 1平方キロメートルあたり100万台程度 |
WiMAX+5Gはギガ放題プラスプランで利用可能
WiMAX+5Gの料金プランは、通信量を気にせず利用できるギガ放題プラスプランが基本となっています。
WiMAX回線を提供しているUQコミュニケーションズだけでなく、さまざまなプロバイダがWiMAX+5Gを取り扱っています。月額料金や初期費用などについては、提供するプロバイダによって変わってきますが、どのプロバイダで契約した場合でも、契約プランは通信量無制限のギガ放題プラスプランを基本としたものです。
WiMAX+5Gを利用するメリット
WiMAX+5Gはさまざまな魅力を持つインターネット通信サービスです。WiMAX+5Gを利用する主なメリットを3つ紹介します。
容量無制限で使用できる
WiMAX+5Gの料金プランは、ギガ放題プラスプランが適用されるため、通信容量を気にせず利用できます。データ通信量がどれだけ多くても、速度制限はかかりません。そのためオンラインゲームを楽しみたい方や動画配信サービスを日常的に利用している方も、安心して利用できるでしょう。
ただし、一定期間内に大量のデータ通信を利用した場合は、契約者全体へサービスを安定的に供給するため、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があるとしています。
プラスエリアモードもデータ通信量の制限が緩和されている
WiMAX+5Gでは、オプションでプラスエリアモードの利用が可能です。プラスエリアモードは、スタンダードモードで利用できるエリアよりも、さらに広いエリアで高速通信を利用できるサービスです。プラスエリアモードで利用できるエリアは、auのプラチナバンドであり、プラチナバンドには障害物に強いという特徴があります。
プラスエリアモードを利用する場合、オプション料金が発生しますが、屋内や建物の陰など、電波が届きにくい場所でも通信がしやすくなるという点がプラスエリアモードのメリットです。
プラスエリアモードには、月間の通信容量に上限が設定されており、月内の通信容量が30GBを超えた場合、月末までの通信速度が最大128kbpsに制限されます。しかし、制限されるのはプラスエリアモードで使用する場合のみであり、るスタンダードモードでの通信速度に影響は生じません。したがって、プラスエリアモードの通信容量が30GBを超えた場合は、スタンダードモードを利用すれば速度制限を受けることなく、快適にWiMAX+5G利用することができます。
従来のWiMAX2+の場合、WiMAX2+回線だけで通信をするハイスピードモードと、WiMAX2+とau 4G LTE回線を利用できるハイスピードプラスエリアモードがあります。ハイスピードプラスエリアモードの場合、月間通信量が7GBを超えた時点で速度制限が行われます。また、この場合はハイスピードプラスエリアモードだけが速度制限の対象になるのではなく、通常のハイスピードモードも速度制限の対象になってしまうので注意しましょう。通信速度制限が行われた場合、送受信の最大速度は128kbpsとなります。
WiMAX2+とWiMAX+5Gを比較すると、プラスエリアモードの通信速度制限の条件も緩和されていることがお分かりになるでしょう。
WiMAX2+とWiMAX+5Gの容量制限・速度制限をまとめると、次の表のようになります。
| WiMAX+5G プラスエリアモード |
WiMAX2+ ハイスピードプラスエリアモード |
|
|---|---|---|
| 月間通信量上限 | 30GB | 7GB |
| 月間通信量超過後の速度制限 | 最大128kbps | 最大128kbps |
| 速度制限の対象 | プラスエリアモード利用時のみ。 スタンダードモード利用時には適用されない。 |
ハイスピードモード、ハイスピードプラスエリアモードの両方において速度制限が実施される。 |
工事不要で手軽にインターネットが使える
WiMAX+5Gの利用メリットは、工事をせず、手軽にインターネット通信を利用できる点にもあります。WiMAX+5Gは、光回線のような開通工事が必要ありません。
光回線など固定のインターネット回線の場合は、開通工事の申込みから実際に工事が行われるまでに、数週間以上の時間がかかるケースがほとんどです。その間、インターネットを利用できなければ非常に不便でしょう。
一方、WiMAX+5Gの場合、ルーターを手元に準備できれば、すぐにインターネットに接続できます。時間をかけずにインターネットを利用開始できる点がWiMAX+5Gの大きな魅力でしょう。
また、WiMAX+5Gが利用できるルーターには、自宅での利用に適したホームルーターと、持ち運びがしやすい小型のモバイルルーターの2種類があります。主に自宅でインターネットを利用したい方や、家族みんなでWi-Fiを利用したい場合などは、ホームルーターがおすすめです。一方、自宅だけでなく、外出先でもWiMAX+5Gの回線を利用したい方やスマホの料金を抑えたい方などは、小型で軽量のモバイルルーターが向いているでしょう。
WiMAX+5Gを使う際のデメリット・注意点
紹介してきたようにメリットの多いWiMAX+5Gですが、WiMAX+5Gの利用を検討する際には、デメリットや注意点があることも確認しておくことが大切です。
次に、WiMAX+5Gを利用する際に注意すべき点について紹介します。
実測値は期待通りの速度にならない場合がある
WiMAX+5Gでは、下り最大4.2Gbpsの速度で通信が可能だとされています。しかし、通信速度には理論値と実測値の2種類があります。理想的な通信環境であれば理論値のスピードを達成できますが、実際には理論値における最大通信速度を達成できないケースがほとんどです。そのため、理論値の最大スピードを期待してWiMAX+5Gの契約をしてしまうと、思ったほどの通信速度を得られず、期待外れの結果になってしまう場合があります。
WiMAX+5Gのホームルーターとして現在販売されているSpeed Wi-Fi HOME 5G L13の実測値は、平均すると下りが164.63Mbps、上りが24.17Mbpsとなっています。また、モバイルルーターSpeed Wi-Fi 5G X12の平均実測値は、下りが109.34Mbps、上りが17.25Mbpsです。
| Speed Wi-Fi HOME 5G L13 (ホームルーター) |
Speed Wi-Fi 5G X12 (モバイルルーター) |
|
|---|---|---|
| 下り平均速度 | 164.63Mbps | 109.34Mbps |
| 上り平均速度 | 24.17Mbps | 17.25Mbps |
参考:https://minsoku.net/speeds/home_router/services/speed-wifi-home-5g-l13
※2024年12月20日時点のデータ
利用できるエリアに注意
WiMAX+5Gは、UQコミュニケーションズだけでなく、さまざまなプロバイダで申込みが可能です。どのプロバイダで契約をしても、全てUQコミュニケーションズのWiMAX回線を利用するため、利用エリアが変わることはありません。利用するエリアによっては5G回線に対応していない場所もあるため、WiMAX+5Gを契約しても5G回線は利用できない可能性があります。都市部では4G LTE回線を利用できることがほとんどですが、都市部から離れたエリアなどでは、5G回線だけではなく4G LTE回線も利用できない可能性がある点に注意が必要です。
UQコミュニケーションズでは、サービス提供エリアを確認できるサービスマップを提供しています。WiMAX+5Gの契約をする前に、まずはサービスマップで、利用しようとしているエリアがサービス提供エリアに含まれているかを確認するようにしましょう。
なお、WiMAXの利用エリアに関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。併せてご一読ください。
WiMAXが使えるサービスエリアの確認方法は?エリア外での対処法も紹介
WiMAX+5Gはプロバイダ選びが重要
繰り返しになりますが、WiMAX+5Gはさまざまなプロバイダで契約が可能です。どのプロバイダで契約をしても、利用エリアが変わることはありません。
しかし、プロバイダによって設定している月額料金や初期費用は異なります。また、各社さまざまなキャンペーンを行っており、ルーターの機器代金にも違いが生じるため、WiMAX+5Gを利用する際には、どのプロバイダで契約するかによって支払う料金が大きく変わってきます。
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20年以上の歴史を持つインターネットプロバイダである「@T COM(アットティーコム)」では、WiMAX+5Gのホームルーターを取り扱っています。Webサイトからオンラインで申込みができるため、忙しい方でも手間をかけず、手軽に申込みが可能です。ルーターがお手元に届けば、すぐにご利用いただけます。
また、格安スマホのLIBMO(リブモ)とセットでご利用いただいた場合、LIBMOの月額料金がさらに安くなるセット割もご用意しています。
WiMAX+5Gの利用を検討される際には、ぜひ@T COM(アットティーコム)をチェックしてみてください。
まとめ
WiMAX+5Gは、WiMAX2+の後継サービスとして提供されている高速インターネット通信サービスです。WiMAX+5Gは、WiMAX2+回線に加え、auの4G LTE回線と5G回線の利用もできます。
工事の必要がなく、ルーターを準備するだけですぐにインターネット通信を利用できます。また、通信容量の制限がないため、インターネットを頻繁に利用する方にもおすすめです。しかしながら、通信速度は利用する環境によって変わるため、理論値の最大速度をそのまま実現できるとは限りません。
利用する場所によってはWiMAX+5Gを利用できないエリアもあるため、事前にしっかりエリアの確認を行ってから申込みをするようにしましょう。
- 本記事の情報は2025年3月時点のデータに基づくものです。
- 掲載中のキャンペーンは予告なく変更になることがあります。ご利用前に、必ず適用条件をキャンペーンの詳細ページにてご確認ください。