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WiMAXのリアルな通信速度はどのくらい?速度が遅い場合の対処法も解説

公開日:2025/03/19

WiMAXのリアルな通信速度はどのくらい?速度が遅い場合の対処法も解説

WiMAXは、UQモバイルが提供するWiMAX回線を利用する通信サービスとして誕生しました。2021年からは5G回線も利用できるWiMAX+5Gの提供も開始され、より高速化された快適なインターネット通信ができるといわれています。
では、実際WiMAXのリアルな通信速度はどのくらいなのでしょうか。
今回は、WiMAX+5Gの通信速度の実測値や、通信速度が遅い場合の対処法などについてご説明します。

WiMAXで利用できる通信プランとは?

WiMAXで利用できる通信プランとは?<

現在、WiMAXでは、5G回線も利用できるWiMAX+5Gと、WiMAX2+の2種類のサービスが提供されています。このうちWiMAX+5GはWiMAX2+の後継サービスとして2021年から提供が開始されました。
現在は、WiMAX2+の新規申込みは受付が終了しているため、新たにWiMAXの利用を始める場合はWiMAX+5Gでの契約となります。ただし、すでにWiMAX2+の契約をしている方は、引き続き利用が可能です。
WiMAX+5GとWiMAX2+では提供されている通信プランに違いがありますので、まずはそれぞれの通信プランをご紹介します。

WiMAX+5G

WiMAX+5Gは、WiMAX2+の回線に加え、auの4G LTE回線・5G回線が利用できる通信サービスです。
WiMAX2+の場合、4G LTE回線を利用するためにはオプションを追加申込みする必要がありましたが、WiMAX+5Gでは、オプションの追加申込みをすることなく、4G LTE回線と5G回線を利用できます。また、WiMAX+5Gの通信速度は、下り最大4.2Gbpsです。
WiMAX+5Gの通信プランは、提供するプロバイダによって名称が変わりますが、通信容量無制限のギガ放題プラスプランが基本となっています。ギガ放題プラスプランには、プラスエリアモードと呼ばれるオプションがあります。プラスエリアモードは、auのプラチナバンド回線を利用できるもので、通常のスタンダードモードより、さらに広いエリアで高速通信が可能になるというものです。
プラスエリアモードを利用する場合は、1ヶ月のデータ通信容量に制限があり、月間通信容量が30GBを超えた場合は、当月内のプラスエリアモード利用時の通信速度が最大128kbpsに制限されます。一方、スタンダードモード利用時においては速度制限が行われることはありません。

WiMAX2+

WiMAX2+のプランも、データ通信容量に制限のないギガ放題プランが提供されています。WiMAX2+の通信速度は、下り最大440Mbpsです。
ただし、2022年12月より、WiMAX2+の周波数帯の一部を利用した5Gサービスの提供に伴い、一部エリアにおいて4G回線を利用した場合の通信速度が220Mbpsに変更されました。
WiMAX2+のギガ放題プランには、通常モードより広いエリアで通信ができるハイスピードプラスエリアモードのオプションがありますが、ハイスピードプラスエリアモードには月間データ通信容量の上限が設定されています。1ヶ月の通信容量が7GBを超えた場合、ハイスピードプラスエリアモードだけでなく、通常モードであるハイスピードモードの通信にも最大128kbpsの速度制限がかかります。

どのくらいの通信速度であれば快適?

インターネットを快適に使用できる通信速度は、利用用途によって変わるといわれています。一般的に、インターネットを快適に使用できる通信速度の目安は次のようになっています。

wifi用途別・快適なインターネット利用に必要な通信速度の目安
用途 通信速度(下り)
メールやLINEなどテキストを中心としたメッセージの送信、SNSの利用 1Mbps
Webサイトの閲覧や検索 5~10Mbps
動画の視聴・ビデオ会議 10~30Mbps
オンラインゲーム・大容量ファイルのダウンロード 30~100Mbps

WiMAX+5Gのリアルな通信速度とは?

WiMAX+5Gのリアルな通信速度とは?

インターネットの通信速度には、技術的な最大限度の通信速度を指す理論値と、実際に通信を利用した際の速度である実測値の2つがあります。WiMAX+5Gの最大通信速度は、下り4.2Gbpsとされていますが、これは理論値と呼ばれる数値です。通信回線を実際に利用する際には通信環境なども影響するため、この速度に達するケースはほとんどありません。
では、WiMAX+5Gのリアルな通信速度はどの程度になるのでしょうか。
WiMAX+5Gには、自宅を中心に利用したい人向けのホームルーターと、外出先でも利用したい人向けのモバイルルーターの2種類があります。
それぞれのWiMAX+5Gの対応ルーターについて、インターネット上のユーザーの声をまとめると、実際の通信速度は次のようになっています。

ホームルーターの場合

ホームルーターの場合、下り通信速度の平均は160〜168Mbps程度となっています。理論値の4.2Gbpsと比較すると、実測値は速いとは言い切れませんが、インターネットを利用する際には100Mbps程度の通信速度があれば、どのようなシーンであってもストレスなく利用できるといわれています。
WiMAX+5Gのホームルーターの場合、下り160Mbps程度の速さとなっているため、インターネット利用中に不便を感じることはないでしょう。

wifiWiMAX+5Gの通信速度の実測値
  Speed Wi-Fi HOME 5G L13 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
下り平均速度 164.63Mbps 168.27Mbps 160.93Mbps
上り平均速度 24.17Mbps 31.76Mbps 28.19Mbps

参考:https://minsoku.net
※2024年12月20日時点のデータ

モバイルルーターの場合

モバイルルーターの場合、持ち運びができるため、ホームルーターに比べてさまざまなエリアで利用が可能です。 WiMAX+5Gのモバイルルーター3種類の通信速度の平均は次のとおりです。ルーターの機種によって幅が大きくなりますが、下り平均速度はいずれも100Mbpsを超えているため、インターネットを利用するうえではストレスなく利用できる速さであるといえるでしょう。

wifiWiMAX+5Gの通信速度の実測値
  Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi 5G X11 Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01
下り平均速度 109.34Mbps 195.39Mbps 111.09Mbps
上り平均速度 17.25Mbps 38.49Mbps 18.4Mbps

参考:https://minsoku.net
※2024年12月20日時点のデータ

他社のホームルーター・モバイルルーターと比較!

では、他社が提供しているWi-Fiのホームルーターやモバイルルーターは、どの程度の通信速度を計測しているのでしょうか。
主なWi-Fiの通信速度を紹介します。

wifiホームルーター
  NTTドコモ home 5G SoftBank Air Rakuten Turbo
下り平均速度 198.23Mbps 129.52Mbps 99.51Mbps
上り平均速度 18.9Mbps 10.21Mbps 35.48Mbps

WiMAX+5Gのホームルーターの下り平均速度は、160Mbps前後であり、他社の通信速度と比較しても決して遅いとは言えない速度を維持しているといえるでしょう。

wifiモバイルルーター
  d Wi-Fi Pocket WiFi 5G A101ZT × SoftBank THE Wi-Fi
下り平均速度 83.69Mbps 93.15Mbps 22.75Mbps
上り平均速度 65.96Mbps 35.08Mbps 12.13Mbps

モバイルルーターに関しても、WiMAX+5Gの下り通信速度は100Mbpsを超えており、他社と比較するとWiMAX+5Gの方が通信速度は速いといえます。

参考:https://minsoku.net
※2024年12月20日時点のデータ

WiMAX+5Gの速度について知っておくべきこと

WiMAX+5Gの速度について知っておくべきこと

WiMAX+5Gを契約する際には、契約後に後悔することがないよう事前に把握しておくべきことがあります。WiMAX+5Gの速度に関する注意点を3つ紹介します。

プロバイダによる速度の違いはない

WiMAX+5Gはさまざまなプロバイダが取り扱っています。しかし、どのプロバイダで契約しても、利用するのはUQコミュニケーションズが提供するWiMAX2+の回線と、auの4G LTE回線・5G回線です。
したがってWiMAX+5Gは、契約するプロバイダによって通信速度に違いが生じることはありません。

通信可能なエリアに注意

WiMAX+5Gは、国内の全エリアで利用できるわけではありません。都市部ではほとんどのエリアでWiMAX+5Gを利用できますが、山間部や山間部に近い場所などでは利用できない可能性があるのです。
また、WiMAX+5Gを利用できるエリアであっても、5G通信ができるエリアは限定されます。5G通信ができない場合でもWiMAX2+やauの4G LTE回線で通信ができるため、インターネットを利用できないわけではありませんが、5Gの利用はできない点に注意が必要です。
UQコミュニケーションズでは、WiMAX+5Gに対応しているエリアマップを公開しています。契約の前には、利用を想定しているエリアが対応エリアに含まれているか、確認するようにしましょう。

WiMAXサービスエリアマップはこちら

また、WiMAXの対応エリアに関しては、以下の記事で詳しくご説明していますので、こちらもぜひご一読ください。

WiMAXが使えるサービスエリアの確認方法は?エリア外での対処法も紹介

WiMAXが使えるサービスエリアの確認方法は?エリア外での対処法も紹介

エリア内でも場所次第で速度は変わる

WiMAX+5Gの対応エリア内でも、場所によって通信速度は変わります。
UQコミュニケーションズでは、WiMAXの利用について、次のような電波が伝わりにくい場所では通信速度が低下する、または通信できないケースがあるとしています。

  • 屋内
  • 車中
  • 地下
  • トンネル内
  • ビルの陰
  • 山間部など

参考:https://www.uqwimax.jp/wimax/area/

したがって、WiMAX+5Gを利用する場所がある程度決まっている場合は、インターネットの利用に問題のない速度であるかどうか、あらかじめ確認すると安心です。 WiMAXには15日間無料でお試しできるTry WiMAXのシステムが用意されています。ホームルーターまたはモバイルルーターのいずれかを無料でレンタルしてもらえるため、利用を想定している場所で通信速度やつながりやすさの確認ができます。
通信速度や接続に不安がある場合は、Try WiMAXを利用して実際にWiMAX+5Gの使い心地を確認してみることをおすすめします。

Try WiMAX ルーターを無料お試し│ UQ WiMAX(wifi/ルーター)【公式】

WiMAX+5Gの通信速度が遅いと感じた場合の対策は?

WiMAX+5Gの通信速度が遅いと感じた場合は、原因によって対処法が変わります。 まず、ルーターに問題がある場合は、ルーターの再起動をしてみましょう。再起動後、問題なく通信できるようになる可能性があります。 また、ルーターの設置場所によってもつながりやすさが変わります。ルーターが電波を受信しにくい場所の場合、通信速度も遅くなります。ルーターは窓際など、外部からの電波を受信しやすい場所に置くのがおすすめです。 加えて、ルーターを置いた場所とPCやスマホなどの利用デバイスの間に、金属やコンクリートなどの障害物がある場合、電波が届きにくくなり、通信速度が遅くなる場合があります。利用するデバイスの間を遮断するような障害物がない場所にルーターを置いたり、できるだけデバイスと近い場所にルーターを置いたりするといった対処法が有効です。 そのほか、接続しているデバイスの台数が多すぎる場合も通信が不安定になり、通信速度が低下する可能性があります。近年はIoT家電も増えており、多くのデバイスが同時に接続されているような場合は、接続する台数を見直すと改善されるかもしれません。

WiMAX+5Gは@T COM(アットティーコム)がおすすめ!

WiMAX+5Gは、工事をせず、手軽に高速インターネットを利用できるサービスです。実測値で下りの平均速度は100Mbpsを超えており、どのような利用目的においても、スムーズにインターネットを利用できると考えられます。
WiMAX+5Gはさまざまなプロバイダで提供していますが、同じ回線を使用しているため、どのプロバイダで契約をしても通信速度が変わることはありません。しかし、プロバイダによって提供しているプランや実施しているキャンペーンなどには違いがあり、同じWiMAX+5Gを利用する場合でも、負担する料金が異なる点に注意が必要です。
TOKAIコミュニケーションズが提供する「@T COM(アットティーコム)」では、WiMAX+5Gのホームルーターを取り扱っています。時期によってはホームルーターの料金や手数料がお得になるキャンペーンも実施しているほか、格安SIMサービスのLIBMO(リブモ)をセットでご利用いただくと、さらに利用料金がお得になる割引も提供しています。
WiMAX+5Gのご利用を検討の際には、お得にWiMAX+5Gを利用できる@T COM(アットティーコム)がおすすめです。

@T COM(アットティーコム)のWiMAX+5Gについて気になる方は、Webサイトより詳しい情報やキャンペーン実施の有無を確認してみましょう。 @T COM(アットティーコム)のWiMAX+5G ホームルーターについて詳しくはこちら

まとめ

WiMAX+5Gは、auの5G回線も利用できる高速通信サービスです。WiMAX+5Gの通信速度は、下り最大4.2Gbpsとされており、快適なインターネット利用を実現します。もちろん、通信環境などによって通信速度は変わり、理論値に示されるほどの速度は実現できないケースがほとんどです。しかし、WiMAX+5Gの実測値を見ても、動画の視聴やオンライン会議、オンラインゲームもストレスなく利用できる速度を誇っています。 工事が要らず、手軽に利用できる高速通信サービスであるWiMAX+5Gは、引越し後も工事を待たずにすぐに利用できるため、インターネットが欠かせない現代の生活には非常に便利なサービスだといえるでしょう。

  • 本記事の情報は2025年3月時点のデータに基づくものです。